<Header>
<Author: 白居易>
<Title: 予與微之老而無子發於言歎著在詩篇今年冬各有一子戲作二什一以相賀一以自嘲 一>
<Format: 格式不明>
<Year: 1964>
<BookName: 漢詩大系  白樂天>
<Translator: 田中克己>
<style: 漢文有假名>
<style2: 日本漢文訓讀附假名標注>
<TranslatedTitle: 予（よ）と微之（びし）と老（お）いて子（こ）なし。言歎（げんたん）に發（はっ）し、著（あちは）れて詩篇（しへん）にあり。 今年（こんねん）冬（ふゆ）おのおの一子（いつし）あり。戲（たはむれ）に二什（にじふ）を作（つく）り、一（いっ）は以（もっ）て自（みづか）ら嘲（あざけ）る。>
<BookPage: 327-329>
<UsedPage: 3>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
常憂到老都無子，
何況新生又是兒。
陰德自然宜有慶，
皇天可得道無知。
一園水竹今爲主，
百卷文章更付誰。
莫慮鵷鶵無浴處，
即應重入鳳皇池。
<End Poem>
<Translation>
常（つね）に憂（うれ）ふ老（らう）に到（いた）ってすべて子（こ）なきを 
なんぞいはんや新（あらた）に生（うま）れまたこれ児（じ）なるをや。
陰德（いんとく）　自然（しぜん）によろしく慶（けい）あるべし
皇天（くわうてん）　知（し）るなしと道（い）ふを得（う）べけんや。
一園（いちえん）の水竹（すいちく）いま主（しゅ）をなす
百卷（ひゃくくわん）の文章（ぶんしょう）さらに誰（たれ）にか付（ふ）せん。
慮（おもんばか）るなかれ鵷雛（えんすう）の浴（よく）する處（ところ）なきを
即（すなわ）ちまさに重（かさ）ねて鳳凰池（ほうわうち）に入（い）るべし。
五十八（ごじふはち）翁（をう）はじめて後（おち）あり
静（しづか）に思（おも）へば喜（よろこ）ぶに堪（た）へまた嗟（なげ）くに堪（た）へたり。
一珠（いっしゅ）はなはだ小（せう）にして還（かへ）りて蚌（ばう）に慚（は）ち きうし
九子（きうし）は多（おほ）しといへども鴉（からす）を羨（うらや）まず。 
秋月（しうげつ）　晚（おそ）く生（しゃう）ず丹桂（たんけい）の實（み） 
春風（しゅんぷう）　新（あらた）に長（ちゃう）ず紫蘭（ちらん）の芽（め）。 
盃（はい）を持（も）ち祝願（しゅくぐわん）ずるに他（た）の語（ご）なし 
愼（つつし）んで頑愚（ぐわんぐ）なんぢが爺（ちち）に似（に）ることなかれ。 
<End Translation>